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令和3年予算委員会 付託案件審査 本文 2021-03-10
令和3年予算委員会 名簿 2021-03-10

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  1. 大野城市議会 2021-03-10
    令和3年予算委員会 付託案件審査 本文 2021-03-10


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (開会 午前8時59分) ◯委員長関井利夫) おはようございます。9日に引き続き、予算委員会を再開いたします。  本日の委員会に複数の議員より別室での傍聴の申出があっておりますので、許可をしております。  本日の審査日程は、午前中に国民健康保険特別会計予算介護保険特別会計予算後期高齢者医療特別会計予算水道事業会計予算下水道事業会計予算の審査を行い、その後、議員間討議、討論・採決を行う予定としております。  発言につきましては、いつものとおり着席のままで結構ですが、挙手の上、指名をされてから、マイクのスイッチを入れて発言されるようにお願いします。また、マスクはつけたままで結構ですが、マイクに近づいていただいて、聞き取りやすい形で発言をしていただきますようお願い申し上げます。  それでは最初に、第24号議案、令和3年度大野城市国民健康保険特別会計予算についてを議題といたします。  執行部の説明を求めます。 2: ◯国保年金課長藤岡文明) それでは、令和3年度大野城市国民健康保険特別会計当初予算の説明をいたします。  まず、当初予算の主要施策事業の103ページをお願いいたします。  表の一番下です。令和3年度国民健康保険特別会計の予算総額は83億7,124万円です。前年度比222万円の減となりました。減の理由は、新型コロナウイルス感染症による受診控えによる保険給付費の減などによるものです。  被保険者総数は、団塊世代の被保険者が順次75歳に達して国民健康保険から後期高齢者医療へ移行していることにより、前年度比128人減の1万8,286人です。  医療費額は総額55億3,159万8,000円を見込みました。医療費は、被保険者数が減少していることや、新型コロナウイルスによる受診控えなどを勘案し計上しております。  なお、退職者医療の該当者はいませんが、過去分の医療費が遡及して請求されることに備えて、退職者分の医療費として名目5,000円計上しております。  104ページをお願いいたします。  歳入の1の国民健康保険税は17億5,729万3,000円で、昨年度比14.3%増です。令和2年度の国民健康保険の税率改定や、収納課との連携した取組みによる徴収額の伸びを見込んでいます。  2の国庫支出金は5万2,000円で、昨年度比99.3%減です。補助金対象システム改修が終了したことによるものです。  5の繰入金は、一般会計から国民健康保険特別会計への繰入金です。一般会計で説明しましたように、総務省自治財政局からの通知に基づいて、負担する法定繰入金国保特会歳入不足分を補うための赤字補填分繰入金となります。8億8,345万4,000円で前年度比23.6%減となります。新型コロナウイルスによる国保税減免分の交付金が措置されることや、国保税率改定に伴う歳入の増加などにより、赤字補填分が減額となりました。  次に、歳出の1の総務費は1億5,631万2,000円で、昨年度比24.4%増です。事務処理標準システム導入によるもので、詳細は国保特会国保年金課所管分で説明いたします。  7の諸支出金は932万3,000円で、昨年度比20%増です。国保税の過誤納付による還付金の増加によるものです。  それでは、国保年金課所管分について説明いたします。戻りまして、主要施策事業71ページをお願いします。
     一番下の表となります。国民健康保険特別会計の歳出のうち、国保年金課の所管分は82億9,138万円です。前年度比で646万5,000円の減です。  1款1項総務管理費1億2,921万8,000円、前年度比3,143万8,000円の増です。総務管理費は、人件費や管理事務などに要するものです。  72ページをお願いします。  新規事業事務処理標準システム導入は、基幹系システムの更新に合わせ、国が開発した国民健康保険事務処理標準システムを導入する事業です。導入後の制度改正時には、国から改修されたシステムが提供されるため、システム改修経費の削減を見込んでおります。  1款2項徴収費1,311万9,000円、前年度比15万円の増です。徴収費は、国民健康保険税の賦課業務に係る費用です。増の要因は、納税通知書封入業務で国保のしおりを同封することとしたためです。これまでは、5款2項の保険事業健康管理啓発事業で印刷し、7月に発送する保険証に同封しておりましたが、より早く届けるため、6月の納税通知で送付することとしたためです。  1款3項運営協議会費36万円です。この運営協議会は、税率に関することなど国民健康保険の運営に関する事項を審議していただく附属機関で、委員10名の報酬及び費用弁償です。  2款1項療養諸費は48億7,548万8,000円、前年度比514万円の減です。療養諸費は、国保の被保険者の医療費とレセプト審査事務費となります。減の要因は、新型コロナウイルス感染症による医療機関への受診控えなどの状況が継続していることによるものです。  2款2項高額療養費6億6,910万6,000円です。前年度とほぼ同額です。高額療養費は、診療機関などの一月当たりの支払いが一定額以上となった場合、申請により高額療養費として払戻しを行う制度です。  2款3項移送費は、疾病または負傷により移動することが困難であるときに支給するものです。名目として2,000円を計上しています。  2款4項出産育児諸費は、出産育児一時金の支給事業です。被保険者が出産したときに42万円を支給しております。支給件数を95件と見込み、3,990万円を計上しております。  2款5項葬祭諸費です。被保険者が亡くなり葬祭を行った喪主に3万円を支給しております。支給件数を90件と見込み、270万円を計上しております。  次の、3款1項医療給付費分から、3款3項介護納付金分までは福岡県への納付金となります。平成30年度の制度改正により、財政運営の責任主体として福岡県が中心的な役割を担うこととなりました。市町村は、県が算定した納付金を県へ納めることで、医療費に必要な財源は全て県から交付されます。県が算定し通知した納付金額を計上しており、3款1項医療給付費分が17億8,859万1,000円で、前年度比3,935万7,000円の減、3款2項後期高齢者支援金等分が5億5,462万2,000円で、前年度比153万4,000円の増、3款3項介護納付金分が2億397万7,000円で、前年度比1,233万8,000円の増となっています。  4款1項共同事業拠出金は、退職者医療の資格を適正に行うための事業で、昨年度と同額です。  5款2項保健事業費は1,128万3,000円で、前年度比111万1,000円の減です。保健事業費は被保険者の鍼灸受診料の助成や、診療にかかった医療費をお知らせする医療費通知書作成手数料や郵送料となります。減の要因は、新型コロナウイルス感染症による影響により鍼灸利用者が減少していることや、受診控えによる医療費通知書枚数の減少によるものです。  6款1項公債費は1万円で、前年度比1万円の減です。公債費は国保特会において一時的に資金不足となった際の一時借入金に対する利子を計上しています。  7款1項償還金及び還付加算金と、8款1項前年度繰上充用金では、確定した額を補正にて計上することとしており、名目1,000円としております。  予算事業の説明は以上です。  続きまして、債務負担行為について説明をいたします。当初予算における予算委員会説明資料をお願いします。資料5ページです。  下の表、国民健康保険特別会計当初予算債務負担行為要求一覧をお願いします。ナンバー1の国民健康保険申請受付相談業務は、国民健康保険、医療に関する窓口での申請や相談業務の受付を委託するものとなります。令和3年9月に現在の契約が満了することから、継続して受付相談業務を行う必要があるため、令和4年度から6年度までの期間で2,585万円の限度額を設けるものです。  以上で国保年金課所管分の説明を終わります。 3: ◯収納課長小國竜一) それでは、収納課所管分をご説明いたします。  当初予算主要施策事業の72ページ、下段のところをお願いいたします。  収納課所管分の歳出は2,293万7,000円です。  1款2項徴収費は1,361万5,000円で、前年度と比べ86万3,000円の減となっております。この主な要因は、市税等のコンビニエンスストア収納事業において、国保税のコンビニ等による納付割合減の見込みにより、63万8,000円減の252万1,000円を計上するものです。  次ページ、73ページの一番上をお願いいたします。  7款1項償還金及び還付加算金につきましては、近年の還付金の増加傾向を鑑みまして、前年度より155万2,000円増の932万2,000円を計上しております。  債務負担行為はございません。  以上で収納課所管分の説明を終わります。 4: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) それでは、すこやか長寿課国民健康保険特別会計におきまして実施する事業は、特定健診及び保健事業費がありますのでご説明をいたします。  引き続き、73ページ中ほどをお願いいたします。  国民健康保険特別会計では5,692万3,000円で、前年度に比べまして355万6,000円の増です。  5款1項特定健康診査等事業費は5,037万4,000円で、前年度に比べまして293万1,000円の増です。  上から二つ目、特定健診事業は、40歳から74歳までの国保の加入者に対して実施するもので、事業費は4,078万7,000円で、前年度に比べ374万8,000円の増です。主なものは健診委託料になりますが3,354万8,000円で、前年度に比べまして425万5,000円の増です。これは、特定健診の令和2年度受診率34%の見込みから、36%に増加を見込み、増とするものです。  その下の特定保健指導例年どおりの計上です。  最後のデータヘルス計画に基づく保健指導事業は、生活習慣病の重症化を予防するため保健指導を行うもので、338万円計上をしています。これは前年度に比べ、51万3,000円の減となっています。これまで保健指導を一部委託していましたが、これを会計年度任用職員の保健師を雇用して直営で通年の保健指導を行うこととしたことから減となったものです。  次に、5款2項の保健事業費は654万9,000円で、前年度に比べ62万5,000円の増となっています。これは健康増進室運営委託料で、契約切替えにより見積り額で計上していることからの増となっています。なお、一般会計でも同じ事業名がありましたが、こちらに計上しますのは国保対象者分になります。以上で説明を終わります。 5: ◯委員長関井利夫) 第24号議案に関する3課の説明がありました。質疑をお受けします。質問はありませんか。 6: ◯委員(中村真一) 収納課所管分の市税等のコンビニエンスストア収納事業ですが、おととい説明していただいたように、国保の分もコンビニで払う方が多くなってきているんですか。 7: ◯収納課長小國竜一) そうですね。委員がおっしゃるように、全体としてコンビニ納付の割合が年々伸びております。国保税も同じく、利用者の方及び件数分は年々増加している状況でございます。  全体の割合で見ると、国保税、介護、後期もそうですけれども、国保が増えているんですけど、市税の一般会計のその分の割合が増えております、増加率。ですので、全体の割合で見ると国保税が前年より下がっている、納付割合ですね。  このコンビニ納付事業は委託しているんですけれども、この算出というのが、毎月の基本料金に、全体の納付に対する国保税の利用割合を乗じて算出しております。ですので、件数は増えているんですけれども、予算の算定上は、利用割合の減に伴って若干減にしておるところでございます。以上です。 8: ◯委員(中村真一) 基本的なことをお聞きしたいんですけれども、例えば国保税とかをコンビニエンスストアで払ったら、コンビニエンスストアへ市から手数料を払っているんでしょう。 9: ◯収納課長小國竜一) コンビニエンスストアというよりも、収納代行業者と市が委託をしております。今ほとんどのコンビニを活用できるようになっておるんですけれども、市が払うのは収納代行業者に対して、件数に応じてお支払いする形になります。以上です。 10: ◯委員(中村真一) なら、コンビニエンスストアはお金が通るだけで、コンビニエンスストアには何も収入というか、そういうのはないわけですか。 11: ◯収納課長小國竜一) 今申し上げましたように、市から支払うものは、コンビニをまとめた収納代行業者と委託契約を結んでおりますので、そちらにお支払いします。あとは、その収納代行業者からコンビニに、今言われた手数料、そういったものを個別に払うというようなことになります。 12: ◯委員(中村真一) 銀行口座とかは銀行へやはり払ってあるんでしょう。 13: ◯収納課長小國竜一) 銀行口座につきましては、口座振替の申込みとか、あとは例えば銀行の窓口でお支払いになるという方もいますけれども、いずれも無償で行っております。以上です。 14: ◯委員長関井利夫) ほかにありませんか。 15: ◯委員(山上高昭) 今のに関連してですけれども、市がコンビニを通して払うものの総額を、各利用している所管課に応じて分けていくという考え方でいいですか。 16: ◯収納課長小國竜一) 支払いの算出が、先ほど申し上げました利用割合に応じて、毎月基本料金の分と、利用している科目ごとの件数がございますので、件数を別の単価で計算して、それを加算したものを合わせてお支払いするという形を取っています。 17: ◯委員(山上高昭) あくまで、ここに出ているのは市の内部処理としての金額ということですね。ということは、市の納付に占めるコンビニ全体の割合は出てきていないということですね。各課に分散されているということですね。例えば市税でコンビニ手数料と出てますよね、固定資産税コンビニ納付、それをトータルしたものというのは出てないんですかね。 18: ◯収納課長小國竜一) 体系としては今、先ほどご説明した特別会計の分ですね。国保税特別会計、ほかの市税の分は一般会計のほうに計上をしております。以上です。 19: ◯委員(井福大昌) 国保年金課所管分で、新規事業事務処理標準システム導入事業とあり、これはクラウド使用料で62万円と計上されていますが、これ、具体的にクラウドを利用してどういうことをされるのか、どんなデータを上げられるのかとかというのと、2日前に情報広報課で同じような、事務処理の効率化を図るということでAIによるシステムの導入というお話がありました。これは紙データを読み込むなどして事務作業を効率化するというご説明だったんですけれども、これとは全く関係ないと思っていいでしょうか。 20: ◯国保年金課長藤岡文明) この事務処理標準システムにおけますクラウド使用料というのは、今回基幹系システムの更新に合わせて、国保の部分のシステムの分を、国が開発しておりました事務処理標準システムとして上げております。その基幹系システムの国保分で基幹系システムのクラウドを使用しますので、その分、国保分の割合をクラウド使用料として上げております。あと、情報広報課データ処理の関係とはちょっとまた別の分とはなります。これは今までの基幹系システムにおける国保システムがこれに代わる予定です。 21: ◯委員(井福大昌) ありがとうございます。 22: ◯委員(松崎百合子) 1款3項の運営協議会ですけれども、この国保運営協議会の委員はどんな方がなってらっしゃるんでしょうか。  そして、男女の比率はどうなっているでしょうか。 23: ◯国保年金課長藤岡文明) 国保運営協議会におきましては、全員で10名、うち3名が医師代表、3名が被保険者、国保加入者になります。3名が公益代表、1名が被用者保険代表ということで健保組合からお一人です。  そして、男女の比率につきましては、定員10名に対しまして、女性の方は4名です。 24: ◯委員長関井利夫) ほかありませんか。 25: ◯委員(神田徳良) 国保年金課の2款5項葬祭諸費ですけれども、昨年はどれくらいの申請がありましたか。 26: ◯国保年金課長藤岡文明) 葬祭諸費につきましては、昨年度当初予算では113件を見込んで計上しておりました。 27: ◯委員(神田徳良) 件数はどれぐらいありましたでしょうか、実数は。 28: ◯国保年金課係長(大道尚子) 令和元年度の件数になりますけれども、101件となっております。以上です。 29: ◯委員(神田徳良) これは申請されてからということですね。 30: ◯国保年金課長藤岡文明) 国保年金課に死亡届が出ましたら、うちのほうで国保税の精算をいたしております。そのときに葬祭費のご案内ということで、葬祭費に必要な喪主の方を確定する書類をご提出いただいて、うちから請求の申請書に記入していただいて、その後、葬祭費を振り込んでいく形でございます。 31: ◯委員(神田徳良) 国保年金……、喪主の方がかかってないと駄目ということですかね。 32: ◯国保年金課長藤岡文明) 死亡された方が国保に加入されている方ということになります。 33: ◯委員(神田徳良) 101件、何か少ないような気がするんですけれども、亡くなられた方はほとんどの方が申請されているということですかね。 34: ◯国保年金課長藤岡文明) 死亡された方については、全て支給のご案内はさせていただいております。 35: ◯委員(神田徳良) 分かりました。 36: ◯委員長関井利夫) ほかにありませんか。 37: ◯委員(中村真一) すみません、先ほどのことにちょっと戻るんですけれども、72ページの市税等コンビニエンスストア収納事業の上に口座振替手数料とあるんですけれども、これは銀行にお支払いする分なんですかね、市のほうから。 38: ◯収納課長小國竜一) 口座振替手数料が1件当たり11円となっております。これについては金融機関にお支払いするものとして計上しております。 39: ◯委員(中村真一) これは遅延というか、口座振替で引き落としになるようになっている分が落ちなかったときにということでしょう。 40: ◯収納課長小國竜一) 口座振替の場合は納付期限に落ちるようになっていますので、まさに口座振替で落ちるという工程に対する手数料ということになります。落ちなかったときではなくてですね。 41: ◯委員(中村真一) だから、市民の方が口座振替にしたら、国保、納める金額がありますよね。それにプラス11円かかるということなんですか。 42: ◯収納課長小國竜一) いや、そういうことではなくて、市民の方はあくまでも自分が課税された分が口座振替のその期日に落ちると。この税の分だけですね。プラス11円ということではなくて、11円分は市がその手数料として金融機関に支払うということですので、税とは別物になります。市民の方の負担になるということではないです。直接になります。 43: ◯委員(山上高昭) 委員長、これ、この支払いだけじゃなくて、窓口はコンビニ等々ありますので、何か整理したものをデータとしてもらえるようにお願いしてもらえませんか。 44: ◯委員長関井利夫) 委員の意見とちょっと差があるようですから、何か分かりやすいようなものを一覧表か何かで出していただけると助かるんですけど。 45: ◯収納課長小國竜一) それでは、手数料と、今の口座振替の部分も併せて、コンビニ納付であるとか銀行窓口であるとか、いろいろな手段がありますので、そういったものをちょっと。今、手持ちに資料は……。課でもちょっとないと思いますので、作成させてもらって後日提出させていただくことでよろしゅうございますか。 46: ◯委員(中村真一) お願いします。 47: ◯委員長関井利夫) ご面倒ですが、情報の差異があるようですので出していただいたほうが分かりやすいかなと。よろしくお願いいたします。  ほかにご意見はないですか。 48: ◯委員(井上正則) 国保年金の先ほど当初予算の説明がありまして、当然この説明書のとおりとは分かるんですが、一つは令和5年に向けて緩和措置をされていくということでありますけれども、2025年問題と言われるように団塊の世代の方たちが75歳以上になる、後期高齢者になる、そうしたときにおのずともっと下がってくると思います、国保の加入者、介護保険加入者が上がっていきますから。そういったときの今後のシミュレーションの中で最終的に結論づけてあるのは、税率の改定の検討が必要になるという結論になりますけれども、大野城市としての今後の、2025年以降からの計画があれば教えていただきたいなと思います。 49: ◯国保年金課長藤岡文明) 現在、国保の財政を健全化するためのプランとして、令和7年度まで財政健全化アクションプランを作成しております。この中で、国保財政の赤字が出ておりましたので、今年度については解消の計画でありますとか、歳出を押さえて歳入を増とするというプラン等は作成させていただいて、これを令和7年度に向けて計画させていただている状況ではございます。この中で、一応段階的な予定、税率の改定等も検討をしておりますが、令和3年度につきましては運営協議会の委員の意見をいただきまして、税率の改定は令和3年度についてはしないということで結論はいただいてますので、令和3年度については据置きという形で行った上で、令和4年度、5年度以降につきましては、今後のコロナウイルス関係、社会情勢の検討などを含めて運用を検討していきます。  今後の国保の県の運営方針というものがございまして、こちらにつきましては令和5年度までの現在の計画となっております。令和6年度以降の計画につきましては現在、今後3年間で県が運営方針を定めますので、その運営方針に沿って、その中で団塊の世代の方の2025年問題の関係も含めて検討されるかと思います。その県の計画に沿って、市の計画もプランを見直していくことにしております。以上です。 50: ◯委員長関井利夫) ほかにご意見ないですか。質問ないですか。                  〔「なし」の声あり〕 51: ◯委員長関井利夫) 質問ないようですので、第24号議案の質疑を終わります。  続いて、第25号議案、令和3年度大野城市介護保険特別会計予算についてを議題とします。  執行部の説明を求めます。  暫時休憩します。     (休憩 午前9時34分)     (再開 午前9時34分) 52: ◯委員長関井利夫) 再開をします。  続いて、第25号議案、令和3年度大野城市介護保険特別会計予算を議題といたします。  執行部の説明を求めます。 53: ◯長寿支援課係長(辻 良孝) それでは、第25号議案、令和3年度大野城市介護保険特別会計についてご説明いたします。  当初予算概要の105ページをお願いいたします。
     表の一番上に、65歳以上の第1号被保険者を記載しております。令和3年度は355人増で、1.6%の伸びを見込んでおります。  また、総事業費ですが、表の一番下の予算総額をご覧ください。令和3年度の合計額は55億9,137万円で、施設介護サービス給付費などの保険給付費の増などにより、前年度に比べ1.0%の増としております。  ここでは、収納課所管分と併せてご説明いたします。長寿支援課所管分の歳出についてご説明いたします。戻りまして、58ページをお願いいたします。  まず、1款1項総務管理費は、1億9,111万6,000円を計上しております。前年度に比べ、355万6,000円の増となっております。主な理由といたしましては、職員給与費の増や令和3年度介護保険制度の改正に合わせた介護保険システム改修事業を行うことなどによるものでございます。  五つ下の、2款1項介護サービス等諸費は、要介護1から要介護5までの介護の程度が重い方への保険給付費でございます。44億2,803万8,000円を計上しております。前年度に比べ、6,275万4,000円の増となっております。これは、主に施設入所者の増加が見込まれることによるものなどです。  2款2項介護予防サービス等諸費は、要支援1、2の介護の程度が比較的軽い方への保険給付費でございます。1億9,486万3,000円を計上しております。前年度に比べ、818万1,000円の増となっております。これは、全体のサービスの受給者の増加が見込まれることによるものでございます。  2款4項高額介護サービス等費は、一月で介護サービスの自己負担額が一定の上限額を超える場合に、その超えた分をお戻しする保険給付でございます。1億3,027万円を計上しております。前年度に比べ、403万5,000円の減となっております。これは、令和3年度の制度改正で負担上限額が変更されることにより、保険給付費が減少することが見込まれることによるものでございます。  続いて、59ページをお願いいたします。  一番上の2款7項特定入所者介護サービス等費は、施設サービス費の自己負担額が一定の上限額を超える場合に、超えた分を払戻しする保険給付でございます。1億1,242万4,000円を計上しております。前年度に比べ、2,824万2,000円の減となっております。こちらについても令和3年度の制度改正で負担上限額が変更されることにより、保険給付の額が減少することが見込まれることによるものでございます。  その二つ下の、3款2項一般介護予防事業費では353万円を計上しております。前年度に比べ、327万7,000円の増となっております。この主な理由といたしましては、シニア大学「山城塾」について、一般会計の3款1項5目老人活動推進費から予算の項目を移管しまして、本事業を介護予防や健康づくりに資するものとしまして、地域支援事業に位置づけて実施するものです。  4款1項基金積立金では、2,539万1,000円を計上しております。前年度に比べ、2,252万2,000円の増となっております。これは、市が行う介護予防や健康づくりなどの取組状況に応じて交付される国の交付金を受け入れることになりますが、第1号被保険者保険料に剰余金が発生することから、剰余分を介護給付費準備基金に積み立てるものです。  6款2項繰出金では317万円を計上しております。これは、先ほどご説明いたしました市が行う介護予防や健康づくりなどの取組状況に応じて交付される国の交付金の活用方法といたしまして、すこやか長寿課の所管分の事業になりますが、すこやか長寿課一般会計にて行っている健康増進運営事業のうち、高齢者への運動指導の部分について令和3年度からこの交付金を充当するため、一般会計繰出金として計上するものでございます。  続いて、収納課所管分について説明をさせていただきます。同じ59ページの一番下をお願いいたします。  介護保険料の滞納者に対する督促等や普通徴収の過誤納保険料返還事務につきましては、収納課の所管事務となっております。納付書の発送事務経費や還付金などにつきまして、309万2,000円を計上おります。  説明は以上でございます。 54: ◯委員長関井利夫) 説明が終わりましたので、質疑をお受けします。 55: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) よろしいですか。 56: ◯委員長関井利夫) すこやか長寿課から。 57: ◯すこやか長寿課長(帖地節子) それでは、すこやか長寿課所管分がありますので、引き続き説明をさせていただきます。  資料の60ページをお願いします。  介護保険特別会計保険事業勘定において、すこやか長寿課が所管するものは、1億7,571万3,000円で、前年度に比べ784万7,000円の減となっております。  1款1項総務管理費は、地域包括支援センターが使用するシステム運営や携帯電話通話料などです。予算額は226万1,000円で、前年度に比べ9万3,000円の減となっております。  これは、二つ目の基幹型地域包括支援センター運営等事業は136万6,000円で、前年度に比べ46万1,000円の減です。事務用品と伝送ソフト更新費を、後ほど説明します介護保険サービス事業勘定の予算に組み替えたことなどから減となっています。また、その下、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業に新規に36万8,000円を計上しています。これは、一般会計のところでも説明いたしましたが、令和3年度から新たに取り組む事業で、基幹型地域包括支援センターとも連携して取り組むことから、使用する備品の費用を計上するものです。  その下、1款5項運営協議会費は、地域包括支援センター運営協議会開催のための報酬や費用弁償です。  その下、2款6項市町村特別給付費は、新しく予算科目を作成したもので、在宅高齢者介護用品(紙おむつ)給付事業に1,634万1,000円を計上しています。これは、前年度まで3款3項の包括的支援事業・任意事業に計上していたものを、国の通知に基づき保険料を財源とする事業としたことから予算の組替えを行ったもので、継続事業です。前年度に比べ561万9,000円の減となっていますが、前年度の見込みにより減とするものです。  その下、3款1項介護予防・生活支援サービス事業費は2,045万7,000円で、69万8,000円の増です。  これは、一つ目の介護予防教室──通所サービスC事業、通称まどかスクールといいますが、開催事業を前年度に比較して15人分の参加者減を見込み、50人分の計上をしたものです。二つ目の介護予防ケアマネジメント事業では、保健師や介護支援専門員の資格を有する主任介護支援専門員と社会福祉士の雇用分、計5人分の給与等の計上で、1,804万8,000円は前年度に比べ131万3,000円の増で、配置人数は変わりませんが、会計年度任用職員の期末手当等の増に伴うものです。  その下、3款2項一般介護予防事業費は1,027万6,000円で、前年度に比べ213万5,000円の減となっています。これは、足元気教室や音楽サロン、健康づくりミニデイ事業など、介護保険の認定にかかわらず高齢者の方々が身近な公民館などで参加できる事業です。  上から二つ目の、音楽サロン事業は426万7,000円で、前年度に比べ276万5,000円の減としています。これは前年度より8区少なく開催を見込んだための減となっています。  最後の、新規、マル新のケア・トランポリン教室事業は、県が、地域における運動習慣定着事業として取り組んでいる事業の一環で、ケア・トランポリンの安全性、介護予防の効果、事業の継続性について本市における検証を行うため、県の補助を活用し、令和3年度は試行的に実施するもので、34万5,000円を計上しています。  その下、3款3項包括的支援事業・任意事業費は1億2,600万9,000円で、前年度に比べ2,265万8,000円の減です。減の主なものは、先ほど在宅高齢者介護用品(紙おむつ)給付事業のところで説明しましたが、2款6項に予算を組み替えたことなどにより減となっています。  事業については、一番上の地区地域包括支援センター運営事業は継続事業で、地区地域包括支援センターの運営業務のほか、家族介護教室、生活支援体制整備関連業務の地区包括委託分及び認知症施策関連業務の地区包括委託分を含め委託をするものです。  中ほどに在宅寝たきり高齢者介護手当事業があります。一般会計のところでも同じ事業名がありましたが、定期的な介護サービスを利用せずに在宅で介護をされている人には任意事業から歳出することができますので、前年度と同額を計上しています。  そのページの最後のところですが、生活支援体制整備事業は、市に配置する会計年度任用職員である生活支援コーディネーターの給料と、第1層協議体の運営等を委託する委託料を計上しています。二つ目の委託料の556万7,000円は、前年度に比べ116万4,000円の減で、社会資源調査の見直しに伴い減とするものです。  61ページをお願いします。  一つ目の認知症初期集中支援チーム事業は、会計年度任用職員である認知症地域支援指導員の給料等や、認知症サポート医の報償や、地域の医師と連携するため筑紫医師会への委託料を計上しています。  二つ目の物忘れ相談環境整備事業は、長寿支援課から移管されるもので、講師派遣料や筑紫医師会への補助金を計上しており、継続事業です。  続いて、すこやか長寿課所管分には介護サービス事業勘定の予算がありますので、その説明を行います。  107ページの当初予算説明書をお願いします。  このサービス事業勘定は、地域包括支援センターが指定介護予防事業を行うに当たり、保険事業勘定とは別に経理を行うために設置しているものです。  表の一番下をお願いします。  予算総額としましては、2,550万2,000円で、前年度に比べ119万4,000円の減で4.5%の減となっています。歳出は、基幹型地域包括支援センターに在籍する介護支援専門員等の人件費や介護予防サービス計画の作成委託料などのサービス事業費を計上しています。なお、歳入は、国保連合会を通じて受け入れる介護予防サービス計画費収入を計上しています。  戻りまして、歳出について説明をいたします。64ページをお願いします。下段のところです。  1款1項介護予防サービス事業費は、先ほども申し上げました2,550万2,000円になっています。  一つ目は、指定介護予防事業1,179万1,000円で、前年度に比べ227万8,000円の増となっています。これは、基幹型地域包括支援センターに配置する介護支援専門員2人分や事務員等の期末手当などの増によるものです。事務用品等消耗品の25万4,000円は、先ほど保険事業勘定のところでも説明しましたが、保険事業勘定からこちらに組替えをしたものです。  65ページの上のほうをお願いします。  介護予防ケアプラン作成事業は、1,371万1,000円で、前年度に比べ347万2,000円の減となっています。これは介護予防サービス計画作成委託料の減となります。説明は以上です。 58: ◯委員長関井利夫) ありがとうございました。第25号議案に関しての説明がありました。質疑をお受けします。質問はありませんでしょうか。 59: ◯委員(原田真光) 介護保険料全般のことについてお聞きしたいのですけれども、介護保険料の非課税世帯に対する負担軽減として、低所得者非課税世帯への国と県からの補助金が出てると思うんですが、令和2年と比べて3年の額が上がってきているのは、令和2年の5月の臨時会のときに専決処分をした影響があるのでしょうか。 60: ◯長寿支援課係長(白濱章夫) おっしゃるとおり、専決処分によりまして保険料の軽減幅が広がったことによるものです。以上です。 61: ◯委員(原田真光) 非課税世帯の第1段階から第2、3段階が該当すると思うんですけれども、それぞれの段階で何人いらっしゃるのかを教えてください。 62: ◯長寿支援課係長(白濱章夫) 第1段階で約3,500人、第2段階で約2,000人、第3段階で約1,500人となっております。 63: ◯委員(原田真光) この非課税世帯は、介護保険加入者の中でもかなりのボリュームゾーンを占められていると思うんですけれども、こちらの低所得者保険料軽減国庫負担金と県負担金に関しましては、たしか消費税増税に対する低所得者の負担を軽減するための措置で、段階的に上がっていったと思うんですが、今の段階が一応目標としての最終段階になるのでしょうか。 64: ◯長寿支援課係長(白濱章夫) 段階的に上がった最終段階でございます。 65: ◯委員(原田真光) たしか国が指針を出しておりまして、第1段階が軽減割合として0.3、第2段階が0.5、第3段階が0.7だったと思うんですけれども、本市の場合、第2段階だけが0.44になっておりますが、こちらの0.44、0.5の違いは市の負担なのでしょうか、それとも、こちらの国庫負担金と県負担金が合わさって、国からの負担があるのでしょうか。 66: ◯長寿支援課係長(白濱章夫) 介護保険料の段階設定には、国の標準段階を使います自治体と、独自に段階を設定する自治体がございます。0.3、0.5、0.7という数値は、国の標準段階を用いた場合の数値となっております。実際には、市町村が設定する割合からの下げ幅で軽減の幅が決められておりまして、大野城市の第2段階0.44というのは、下げ幅の上限を適用した結果の数値でございます。以上でございます。 67: ◯委員(原田真光) すみません、確認ですけれども、その0.06分は市だけが負担しているのではなくて、県が4分1、国が2分の1、市が4分の1の負担の認識で正しいんでしょうか。 68: ◯長寿支援課係長(白濱章夫) はい、そのとおりでございます。 69: ◯委員(原田真光) すみません、もう1点確認ですけれども、こちらの低所得者の負担を軽減するための措置に関しましては、一時的なものでしょうか、それとも、恒常的にこれからも行っていく内容なのでしょうか。 70: ◯長寿支援課係長(白濱章夫) 一時的なものではなく、これからも恒常的に行っていくものとなります。以上です。 71: ◯委員長関井利夫) ほかにありませんでしょうか。質問はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 72: ◯委員長関井利夫) それでは、第25号議案に関しての質疑を終わります。  続いて、第26号議案、令和3年度大野城市後期高齢者医療特別会計予算についてを議題とします。  執行部の説明を求めます。 73: ◯長寿支援課係長(辻 良孝) それでは、第26号議案、令和3年度大野城市後期高齢者医療特別会計当初予算についてご説明いたします。  当初予算概要の特別会計当初予算説明書の109ページ、後期高齢者医療特別会計当初予算説明書をお願いいたします。  表の一番上に、対象者数として後期高齢者医療の被保険者数を記載しております。令和3年度は1万505人、令和2年度に比べて、235人、2.3%の増を見込んでおります。表の下に、歳入歳出の予算額を記載しております。合計額は13億7,886万8,000円で、令和2年度に比べまして6,684万7,000円、5.1%の増となっております。  後期高齢者医療につきましては、75歳以上の方が対象となる制度でございます。保険者の福岡県後期高齢者医療広域連合が医療給付を行い、市は保険料の徴収等を行っているところでございます。令和3年度の歳入歳出の概要等につきましては、表のとおりとなります。  ここでは、長寿支援課と収納課所管分について併せて説明をさせていただきます。前に戻りまして、61ページをお願いいたします。  長寿支援課所管分の歳出総額は13億7,548万3,000円で、令和2年度に比べて6,652万8,000円の増となっております。1款の予算は、主に後期高齢者医療保険を運営するための職員の人件費や事務費でございます。2款は、保険者である福岡県後期高齢者医療広域連合へ納付する負担金を計上しております。  1款1項総務管理費ですが、予算は4,909万6,000円で、正職員や会計年度任用職員の人件費等が主なものでございます。令和3年度は、福岡県後期高齢者医療広域連合への派遣職員分の人件費の追加等により、令和2年度に比べて993万3,000円の増となっております。  次に、2款1項後期高齢者医療広域連合納付金です。13億2,355万8,000円を計上しております。被保険者数の増に伴う保険料負担金の増加などにより、前年度に比べ5,645万7,000円の増となっております。  続きまして、収納課所管分について説明をさせていただきます。同じページの一番下をお願いいたします。  1款2項徴収費は、後期高齢者医療保険料の徴収事務費で、218万5,000円を計上しております。令和4年1月からのコンビニ収納開始に伴う委託料の追加等により、121万9,000円の増となっております。  3款1項償還金及び還付加算金は、後期高齢者医療保険料の過年度の過誤納金につき還付を行うもので、120万円を計上しております。以上で説明を終わります。 74: ◯委員長関井利夫) ただいまの説明に対し、質疑をお受けします。質問ありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 75: ◯委員長関井利夫) 質問がないようですので、第26号議案の質疑を終わります。 76: ◯収納課長小國竜一) 国保特会のときの私の説明がちょっと不明瞭な点がございましたので、もう一度説明させていただきます。  最初の中村委員のご質問、金融機関にお支払いをする分はないのかという質問に対して、私は、銀行のほうには無償でやってもらっているというふうな回答をしたかと思います。ただ、その内容というのは、例えば銀行窓口で納付されるときの手続に対する費用、あるいは口座振替の申込みの手続に対する費用、いわゆる銀行側の人件費等々分でございますけれども、そういったものに対しての市からの支払いはございませんということで、無償と申し上げました。その後にお尋ねがあった口座振替手数料につきましては、1件11円、市から金融機関にお支払いしているということでございます。  すいません、ちょっと紛らわしい説明の仕方でしたので、改めてご説明いたしました。以上でございます。 77: ◯委員長関井利夫) ありがとうございます。  続いて、第27号議案、令和3年度筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計予算についてを議題といたします。 78: ◯福祉課長(石川 茂) それでは、筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計について説明をいたします。  当初予算の概要111ページをお願いいたします。  本会計は、筑紫地区5市で共同設置している筑紫地区障害支援区分等審査会について、本市が令和2年度から2年間、審査会事務局の担当市となることに伴い設けた特別会計となります。財源は5市からの負担金となっております。予算総額は歳入歳出総額1,454万3,000円となっております。  内訳について説明いたします。戻りまして、68ページをお願いいたします。  上から三つ目の表となります。1款1項総務管理費の主なものは、審査会業務に係る会計年度任用職員1名分の人件費、審査会支援システムの運用に係る経費となっております。760万3,000円で、前年度よりも16万7,000円増加しております。要因は、会計年度任用職員の人件費の増加によるものです。  次に、1款2項障害支援区分等審査会費です。審査会委員60名分の報酬及び費用弁償となっております。669万円で、前年度よりも22万6,000円の減です。要因は、審査会の回数の減によるものです。審査会1回当たりの審査件数を増加させたことにより審査会の回数自体が減少しております。  次に、2款1項予備費です。25万円で、前年度よりも25万円の減となっております。過去の実績を勘案し、今回減額をしております。説明は以上となります。 79: ◯委員長関井利夫) 説明が終わりました。質疑を受けます。 80: ◯委員(松崎百合子) 1款2項審査会ですけれども、審査会の委員はどのような方がなっていらっしゃるんでしょうか。そして、男女比率はどうでしょうか。それと、回数は何回から何回に減らされたんでしょうか。 81: ◯福祉課係長(福田益光) 最初に審査会の委員のご説明からさせていただきます。審査会委員につきましては、各関係団体、筑紫医師会、福岡県介護福祉士会、福岡県理学療法士会、福岡県社会福祉士会、福岡県作業療法協会、福岡県精神保健福祉士協会の、各資格をお持ちの方々に参加してもらっております。  委員60名に対しまして女性は現在19名で約31%となっているところでございます。 82: ◯福祉課長(石川 茂) 続きまして、回数ですけれども、令和2年度については84回の予定ですけれども、来年度は82回という予定の回数となっております。以上です。 83: ◯委員長関井利夫) ありがとうございます。ほかにありませんでしょうか。                  〔「なし」の声あり〕 84: ◯委員長関井利夫) ないようですので、第27号議案に関しての質疑を終わります。  暫時休憩します。再開を10時15分としたいと思います。
        (休憩 午前10時09分)     (再開 午前10時15分) 85: ◯委員長関井利夫) それでは、再開をいたします。  第30号議案、令和3年度大野城市水道事業会計予算についてを議題といたします。 86: ◯上下水道局長(賀村 精) おはようございます。上下水道局です。  上下水道局は、企業総務課、料金施設課、上下水道工務課、浄水課の4課であります。  まず、水道事業会計予算につきまして、企業総務課から順に続けて説明をいたしますので、審査のほどよろしくお願い申し上げます。 87: ◯企業総務課長(松岡真彦) それでは初めに、水道事業会計予算の概要についてご説明いたします。  こちら第30号議案、令和3年度水道事業会計予算の1ページをお願いいたします。  まず、第2条の業務の予定量でございます。  令和3年度予算におきましては、給水戸数を4万4,683戸、前年度比2.4%、1,052戸の増を見込んでおります。また、給水人口は10万393人、前年度比1.0%、953人の増、年間有収水量は833万81m3、前年度比1.1%、8万9,528m3の増を見込んでいるところです。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款水道事業収益は22億9,514万7,000円で、前年度比1.5%、3,492万6,000円の増としています。主な増額の理由は、使用水量の増加に伴う給水収益の増などによるものです。  次に、支出の第1款水道事業費用は21億229万9,000円で、前年度比1.5%、3,156万4,000円の減としています。主な減額の理由は、企業債の支払利息が減となるほか、資産減耗費や消費税及び地方消費税が減になったことなどによるものです。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款資本的収入は2億7,810万円で、前年度比201.0%、1億8,570万円の増としています。主な増額の理由は、資本的支出の施設整備費の増に伴い企業債が増になったことや、県道飯塚大野城線に関する県からの負担金を計上したことによるものです。  次に、支出の第1款資本的支出は10億1,338万8,000円で、前年度比24.3%、1億9,828万円の増としています。主な増額の理由は、施設整備費が増となったことなどによるものです。水道事業会計の予算の概要については、以上となります。  続けて、企業総務課所管分の主要施策事業についてご説明いたします。  当初予算の概要の117ページをお願いいたします。企業総務課分は、両括弧で企業総務課の「企」と記載しているものになります。  初めに、収益的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項3目その他営業収益の三つ目に記載の、水道用地賃貸収入25万4,000円を計上しています。これは、上下水道局が所有する用地につきまして駐車場として賃貸しており、その収入となります。  次に、2番目の表、1款2項1目受取利息は預金の受取利息3万5,000円、4目他会計補助金は第7期拡張事業に係る利子補填分として、一般会計からの補助金1,026万8,000円を計上しております。5目長期前受金戻入は1億8,110万円を計上しています。  次に、一番下の表、1款3項1目固定資産売却益は、名目として1,000円を計上しています。  118ページをお願いいたします。  次に、収益的収支の支出についてご説明いたします。  上の表、1款1項1目原水及び浄水費、3目給水費、4目業務費のそれぞれに職員の人件費を計上し、5目総係費には職員の人件費と退職手当組合負担金を計上しています。  戻りまして、4目業務費では、一番下に記載の一般会計への負担金は業務に使用します電算機使用料736万4,000円を計上しています。  5目総係費は、上下水道事業運営審議会委員への報酬7万9,000円、企業会計システム保守料44万3,000円、庁用車の車検などの点検代70万3,000円、水道施設の保険料87万円、光熱費など一般会計への負担金86万7,000円、貸倒引当金繰入額500万円を計上しています。  次の6目減価償却費は、6億6,309万円を計上しています。  7目資産減耗費は、前年度比1,232万2,000円減の153万8,000円を計上しています。これは令和2年度は中配水池の除却に要する費用1,076万円を計上していましたが、その分が減となったことなどによるものです。  次に、下の表、1款2項1目支払利息は、企業債の支払利息1億200万円を計上しています。3目消費税及び地方消費税は、給水収益などの収入の増が見込まれますが、資本的支出の施設整備費が増となりますので、前年度比1,600万円減の6,100万円を計上しています。  119ページをお願いいたします。  上の表、1款3項1目固定資産売却損とその下、1款4項1目予備費は、前年度と同額を計上しています。  120ページをお願いいたします。  続きまして、資本的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項1目企業債は、前年度比1億7,160万円増の2億6,400万円を計上しています。これは資本的支出の施設整備費の増に伴うものです。  次に、資本的収支の支出についてご説明いたします。  3番目の表になります。1款1項1目施設整備費は、職員の人件費のほか、契約事務に係る人件費相当分などの一般会計への負担金307万6,000円を計上しています。  次に、一番下の表、1款2項1目企業債償還金は、企業債の償還元金5億7,910万円を計上しています。以上で、企業総務課所管分の説明を終わります。 88: ◯料金施設課長(松竹史孝) 続きまして、料金施設課所管分についてご説明いたします。  戻りまして、117ページをお願いいたします。料金施設課所管分は、両括弧で「料」と記載しているものになります。  初めに、収益的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項1目給水収益は18億6,741万円で、水道料金18億5,906万円、工事用水道料金835万円を計上しております。2目他会計負担金の二つ目に記載の専用水道及び簡易専用水道業務負担金は170万6,000円で、市長部局の業務である共同住宅などに設置されている受水槽などの維持管理に関する指導業務を上下水道局が代行していることから、その人件費や消耗品などに係る一般会計からの負担金を計上しております。  3目その他営業収益では、一つ目に記載の給水工事審査検査手数料144万4,000円、二つ目の下水道使用料事務取扱収益1億408万5,000円を計上しております。この下水道使用料事務取扱収益は、水道料金徴収と併せて下水道使用料の徴収事務も水道事業で行っておりますので、その事務手数料として下水道事業会計から受け入れるものでございます。  次に、2番目の表、1款2項2目雑収益の量水器取替評価収益は、前年度比308万3,000円減の330万4,000円を計上しております。これは、検定満了により回収した水道メーターを修理することで、新品同様の価値に戻ることから、評価収益として計上するものです。主な減額の理由は、令和3年度に修理する個数の減によるものです。  次の、3目加入金は、水道加入金1億2,218万8,000円を計上しております。  118ページをお願いいたします。  次に、収益的収支の支出についてご説明いたします。  上の表、1款1項2目配水費の一番下に記載の統合型GIS運用事業(上下水道台帳管理システム保守料)165万円は、システム運用に係る保守料を計上しております。  3目給水費の四つ目に記載の宅内漏水修理当番委託(待機料)353万4,000円は、宅内における漏水修理の要請に迅速に対応するため、当番業者への委託料を計上しております。  五つ目の量水器取替委託は、水道メーターの取替えに係る業者への委託料として、前年度比730万8,000円増の2,395万5,000円を計上しております。主な増額の理由は、取替個数の増によるものでございます。  六つ目の量水器修繕費は、水道メーターの取替えで回収したメーターの修理に係る費用として、前年度比835万3,000円増の2,541万5,000円を計上しております。主な増額の理由は、取替個数の増によるものでございます。  4目の業務費の四つ目に記載の窓口業務等委託事業5,609万8,000円は、上下水道料金の窓口受付、検針、収納、停水業務等に係る業者への委託料を計上しております。  五つ目の水道料金等のコンビニエンスストア収納事業843万9,000円は、コンビニ収納に係る収納業務委託料、電算処理料などを計上しております。  次に下の表、1款2項2目雑支出は350万円で、水道料金等過年度分還付金などを計上しております。  120ページをお願いいたします。  続きまして、資本的収支の支出についてご説明をいたします。  3番目の表、1款1項2目資産購入費の量水器購入は、新規に執行する水道メーターに係る費用として、前年度比334万3,000円減の403万8,000円を計上しております。主な減額の理由は、執行個数の減によるものでございます。以上で、料金施設課所管分の説明を終わります。 89: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) 続きまして、上下水道工務課所管分についてご説明いたします。  戻りまして、117ページをお願いいたします。上下水道工務課所管分については、両括弧で「工」と記載しているものになります。  初めに、収益的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項2目他会計負担金では、一つ目に記載の消火栓維持管理負担金100万円は、安全安心課から依頼を受けて行う消火栓の維持管理費に係る負担金を計上しております。3目その他営業収益では、四つ目に記載の水道管破損修理等雑収益30万円は、他事業者が実施する工事などにおいて水道管が破損された場合などに、原因者に負担いただく修理費用等を計上しています。  118ページをお願いします。  次に、収益的収支の支出についてご説明いたします。  上の表、1款1項2目配水費では、一番上に記載の公道漏水修理当番委託(待機料)706万7,000円は、公道で漏水が発生した場合に当番業者が24時間365日対応可能な体制を維持するための委託料を計上しています。二つ目の漏水調査委託510万円は、市内4地区を1年に1地区ずつ順に実施している漏水調査の費用を計上しています。なお、令和3年度は南地区を予定しています。三つ目の公道漏水修理費600万円は、公道で発生した漏水修理の費用を計上しています。四つ目の配水施設等修理費2,400万円は、不具合や老朽化に伴う配水施設等の修理費用を計上しています。  ページ飛びまして、120ページをお願いいたします。  次に、資本的収支の収入についてご説明いたします。  2番目の表、1款2項1目他会計負担金の消火栓設置負担金は、県道飯塚大野城線に新設する2か所の消火栓設置費用を安全安心課より負担金として受け入れる100万円を計上しています。  次の2目工事負担金は、同じく県道飯塚大野城線拡幅事業において支障となった水道管の布設替えに伴う費用を負担金として受け入れる1,310万円を計上しています。  続きまして、資本的収支の支出についてご説明いたします。  3番目の表、1款1項1目施設整備費では、四つ目に記載の水道施設再編事業2億7,920万円は、送水管整備工事、配水管整備工事、新設配水池実施設計などを行う費用を計上しています。五つ目の、配水管等整備更新事業4,988万円は、水道管の改良及び新設等を行う費用を計上しています。六つ目の配水管等布設替事業(補償工事)5,496万円は、他事業からの依頼により既設水道管の布設替えを行う費用を計上しています。  次の、2目資産購入費は、水道施設再編事業において新設する配水池の用地取得に係る費用150万円を計上しています。  ここで、施設整備費は、前年度比1億9,902万3,000円増の4億2,875万円を計上しています。これは、令和3年度から水道施設再編事業において工事に着手することによるもので、令和3年度は新設配水池に関連する送配水管の工事費として2億1,560万円を計上しております。  なお、新設配水池については、令和4年度からの工事着手を予定しております。以上で、上下水道工務課所管分の説明を終わります。  引き続き、浄水課所管分についても私のほうが浄水課長を兼ねておりますので、ご説明させていただきます。  戻りまして、117ページをお願いいたします。浄水課所管分は、両括弧で「浄」と記載しているものになります。  初めに、収益的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項3目その他営業収益では、一番下に記載の牛頸川五区統合井堰維持管理費134万2,000円は、大野城市及び福岡市への農業用水送水に係る負担金を計上しています。  118ページをお願いします。  次に、収益的収支の支出についてご説明いたします。  上の表、1款1項1目原水及び浄水費では、二つ目に記載の浄水場運転管理等業務委託1億5,048万円は、瓦田浄水場及び牛頸浄水場の運転管理等に係る委託料を計上しています。三つ目の水質検査委託1,023万4,000円は、給水栓や各水源の水質検査に係る委託料を計上しています。四つ目の修繕費4,840万8,000円は、取水、浄水、配水施設などの修繕を行う費用を計上しています。五つ目の浄水場等電気料5,344万円は、取水、浄水、配水施設などに必要な電気料金を計上しています。最後に、一番下に記載の福岡地区水道企業団受水費7億190万2,000円は、福岡地区水道企業団からの受水量に応じて支払う費用を計上しています。  以上で、浄水課所管分並びに水道事業会計の説明を終わります。 90: ◯委員長関井利夫) ただいまの説明に対し、質疑をお受けします。 91: ◯委員(中村真一) 117ページのその他営業収益の水道用地賃貸収入は、どこの駐車場で、広さはどれぐらいあるんですか。 92: ◯企業総務課長(松岡真彦) まず水道と下水と所有する土地がございますので、併せてご説明させていただきたいと思います。  水道につきましては、若草1丁目に土地がございまして、面積が263m2、駐車区画としましては7区画になります。  次に、下水道になります。下水道につきましては、まず南大利2丁目、こちらが989m2、駐車区画が38区画、その他若草1丁目、こちらが166m2で駐車区画が4区画、あと上大利5丁目に1,410m2、駐車区画が48区画となっております。以上でございます。 93: ◯委員(福澤信光) 1点だけ確認したいんですけれども、118ページの1款2項2目雑支出、料金のところで、350万円の予算計上で内訳合計が300万円になっているんですが、これは何か50万円隠れているんですか。 94: ◯企業総務課長(松岡真彦) すみません、ちょっとお待ちください。 95: ◯企業総務課係長(香椎勝則) それでは、私のほうから説明させていただきます。  雑支出に関する50万円ということですけれども、この50万円につきましては、内容については雑支出として支出する分になりまして、主なものといたしましては、貸倒引当金の中から不納欠損として落とした収入に関する消費税相当額、こちらを50万円の中で何とか対応したいということで計上している分になります。  こちらの実績といたしましては、昨年度の実績が約45万円となっておりますので、今までの実績を含めまして50万円ということで計上している分でございます。説明は以上です。 96: ◯委員長関井利夫) よろしいですか。 97: ◯委員(福澤信光) はい。 98: ◯委員長関井利夫) ほかに質問はありませんか。 99: ◯委員(中村真一) 117ページのその他営業収益の下水道使用料事務取扱収益で、括弧、調定件数と書いてあるんですけれども、メーターを調査した数によるんですか。例えば、戸建てとかマンションとか会社とか病院とか、とにかく毎月メーターを見ていく分がこれだけ件数があるということでよろしいですか。 100: ◯料金施設課長(松竹史孝) こちらのほうは、調定件数ということになりますので、下水道使用料として料金を立てた分の調定件数がこの件数あるということになっています。以上です。 101: ◯委員(中村真一) 市内全部ということでよろしいんでしょうか。 102: ◯料金施設課長(松竹史孝) はい、そうです。 103: ◯委員長関井利夫) ほか、ありますでしょうか。
                     〔「なし」の声あり〕 104: ◯委員長関井利夫) ないようですので、第30号議案の質疑を終わります。  続きまして、第31号議案、令和3年度大野城市下水道事業会計予算についてを議題といたします。  執行部の説明を求めます。 105: ◯企業総務課長(松岡真彦) それでは初めに、下水道事業会計予算の概要と主な増減についてご説明いたします。  第31号議案、令和3年度下水道事業会計予算の1ページをお願いいたします。  まず、第2条の業務の予定量でございます。  令和3年度予算におきましては、水洗化戸数を4万5,186戸で、前年度比2.9%、1,263戸の増を見込んでおります。また、水洗化済み人口は10万1,721人で、前年度比0.9%、915人の増を見込んでおります。年間有収水量は917万9,601m3で、前年度比0.9%、8万4,752m3の増を見込んでいるところです。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款下水道事業収益は22億6,220万2,000円で、前年度比1.7%、3,756万円の増としています。主な増額の理由は、水道と同様に下水道使用料が増となったほか、一般会計からの繰入金である他会計負担金や他会計補助金の増減によるものです。  次に、支出の第1款下水道事業費用は20億3,835万5,000円で、前年度比2.4%、5,080万6,000円の減としています。主な減額の理由は、企業債の支払利息が減となるほか、管渠費や資産減耗費が減となったことなどによるものです。  次に、第4条の資本的収入及び支出でございます。  まず、収入の第1款資本的収入は7億9,007万円で、前年度比12.6%、1億1,386万5,000円の減としています。主な減額の理由は、企業債の減や一般会計からの繰入金である他会計負担金の減などによるものです。  次に、支出の第1款資本的支出は14億4,178万8,000円で、前年度比4.9%、7,464万3,000円の減としています。主な減額の理由は、企業債の償還元金が減となったことなどによるものです。下水道事業会計の予算の概要については以上となります。  引き続き、企業総務課所管分の主要施策事業についてご説明いたします。  当初予算の概要、121ページをお願いいたします。  初めに、収益的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項2目他会計負担金は、一般会計からの負担金で、浸水対策に伴う雨水処理負担金など、総額で前年度比1億13万6,000円増の2億7,118万8,000を計上しています。これは、雨水処理負担金について、これまで収益的収入と資本的収入に分けて計上していましたが、収益的収入にまとめたことから増になったものです。その分、後ほどご説明いたします資本的収入が減となっております。  次に、その下の3目その他営業収益では、1番目に記載の下水道用地賃貸収入317万7,000円を計上しています。  次に、2番目の表、1款2項1目受取利息は、預金の受取利息として8,000円を計上しています。  2目他会計補助金は、一般会計からの補助金として、分流式下水道等経費などで、歳出の減などに伴い総額で前年度比8,255万8,000円減の1,577万4,000円を計上しています。  4目長期前受金戻入は、3億3,210万円を計上しています。  次に一番下の表、1款3項1目固定資産売却益は、前年度と同額を計上しています。  122ページをお願いいたします。  次に、収益的収支の支出についてご説明いたします。  一番上の表、1款1項1目管渠費と、3目普及指導費にそれぞれ職員の人件費を計上し、5目総係費には職員の人件費と退職手当組合負担金を計上しています。  戻りまして、2目流域下水道維持管理負担金は、前年度比705万9,000円増の5億9,667万5,000円を計上しています。これは県が管理しています御笠川浄化センターの維持管理に係る負担金で、負担金の単価が1m3当たり65円になりますが、汚水の排出量の増加に伴い増となったものです。  5目総係費では、企業会計システムの保守料44万3,000円、次の公用車更新事業は新規事業で、上下水道局で所有する公用車の更新に係る保険料と重量税として2万6,000円を計上しています。なお、車両本体の購入費用は、資本的支出の資産購入費で計上しています。  次の、一般会計負担金は、光熱費等の負担金を619万9,000円、貸倒引当金繰入額は600万円を計上しています。  6目減価償却費は総額9億4,574万円、7目資産減耗費は除却対象の減により前年度比1,692万3,000円減の1,107万7,000円を計上しています。  次に、2番目の表、1款2項1目支払利息は、企業債の支払利息1億2,905万円、3目消費税及び地方消費税は7,100万円を計上しています。  一番下の表、1款3項1目固定資産売却損と、次の123ページの1款4項1目予備費は、前年度と同額を計上しています。  124ページをお願いいたします。  続きまして、資本的収支の収入についてご説明いたします。  一番上の表、1款1項1目企業債は、流域下水道事業債など合わせまして4億490万円を計上しています。  次に、2番目の表、1款2項2目他会計補助金は、一般会計からの補助金として2,145万2,000円を計上しています。  3番目の表、1款3項1目受益者負担金は43万4,000円、2目他会計負担金は、一般会計からの負担金で前年度比1億2,172万3,000円減の3億1,208万4,000円を計上しています。減額となった理由は、先ほど収益的収入でご説明したとおり、雨水処理負担金を収益的収入にまとめたことによるものです。  次に、資本的収支の支出についてご説明いたします。  一番下の表、1款1項1目公共下水道整備費は、職員の人件費と、次の125ページに記載の契約事務に係る人件費相当分などの一般会計への負担金176万円を計上しています。  2目流域下水道整備費の流域下水道建設負担金は、県が管理しています御笠川浄化センターの改築、更新などに係る負担金8,160万7,000円を計上しています。  3目受益者負担金経費は、受益者負担金の納入通知書の郵送料など18万5,000円と、業務に使用します電算機器使用料として一般会計への負担金44万4,000円を計上しています。  4目資産購入費は、二つ目に記載の公用車更新事業は新規事業で、上下水道局所有の公用車1台分の更新費用132万6,000円を計上しています。  次に、下の表、1款2項1目企業債償還金は、企業債の償還元金10億6,350万円を計上しています。以上で、企業総務課所管分の説明を終わります。 106: ◯料金施設課長(松竹史孝) 続きまして、料金施設課所管分についてご説明いたします。  戻りまして、121ページをお願いいたします。  収益的収支の収入についてです。  一番上の表、1款1項1目下水道使用料は16億3,978万9,000円で、下水道使用料16億3,961万6,000円、工事用下水道使用料17万3,000円を計上しております。  3目その他営業収益の二つ目に記載の責任技術者・指定工事店登録手数料は8万7,000円を計上しております。  122ページをお願いいたします。  収益的収支の支出についてご説明いたします。  一番上の表、1款1項1目管渠費の下から三つ目に記載の統合型GIS運用事業(上下水道台帳管理システム保守料)165万円は、システム運用に係る保守料を計上しております。  3目普及指導費の三つ目に記載の水質検査手数料99万6,000円は、事業場等排水に伴う検査費用を計上しております。  4目業務費では、一つ目に記載の下水道使用料事務取扱手数料1億408万5,000円は、水道事業への徴収事務手数料を計上しております。次の井水メーター取替業務49万2,000円は、検定満了を迎える井水メーターの取替えに係る委託料を計上しております。  次に、2番目の表、1款2項2目雑支出は、下水道使用料還付金など250万円を計上しております。  125ページをお願いいたします。  続きまして、資本的収支の支出についてご説明いたします。  一番上の表、1款1項4目資産購入費の量水器購入38万3,000円は、下水道使用水量計測のための井戸水用メーターの購入費を計上しております。以上で、料金施設課所管分の説明を終わります。 107: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) 続きまして、上下水道工務課所管分についてご説明いたします。  戻りまして、122ページをお願いします。  初めに、収益的収支の支出についてです。  一番上の表、1款1項1目管渠費では、二つ目に記載の管渠等清掃委託330万円は、汚水管渠及びマンホールなどの清掃を行う費用を計上しています。三つ目の管渠等点検委託396万円は、マンホールポンプの維持管理委託の費用を計上しています。四つ目の管渠等調査委託163万9,000円は、汚水管の閉塞が発生した場合などに調査を行う費用を計上しています。五つ目の雨水幹線維持作業委託800万円は、雨水幹線の草刈りやしゅんせつなど維持作業を行う費用を計上しています。六つ目の管渠等補修費6,125万円は、既設の汚水管や汚水ますの補修費用を計上しています。一つ飛ばしまして、八つ目の汚水施設のストックマネジメント事業350万円は、汚水施設の修繕費用を計上しています。九つ目、一番下に記載の雨水幹線の長寿命化事業500万円は、雨水幹線の維持補修を行う費用を計上しています。  ここで、管渠費は、前年度比2,189万5,000円減の1億953万3,000円を計上しています。これは、六つ目に記載の管渠等補修費が、建設管理課が実施する道路改良等の事業量が減となったことに伴い、併せて実施する公共ますの蓋替え等の箇所数も減となったため、前年度比2,035万円減となっていることによるものでございます。  ページ飛びまして、124ページをお願いいたします。  続きまして、資本的収支の収入についてご説明いたします。  2番目の表、1款2項1目国庫補助金は、下水道事業に係る国庫補助事業の補助金3,140万円を計上しています。  次に、3番目の表、1款3項3目工事負担金は、県道飯塚大野城線拡幅事業において支障となった汚水管の移設に伴う費用を負担金として受け入れる1,980万円を計上しています。  次に、資本的収支の支出についてご説明いたします。  一番下の表、1款1項1目公共下水道整備費では、三つ目に記載の公共桝等設置事業2,380万円は、汚水ます等の新設を行う費用を計上しています。  四つ目の汚水整備事業7,010万円は、汚水管の移設を行う費用を計上しています。  五つ目の汚水施設のストックマネジメント事業8,100万円は、汚水施設の長寿命化に関する改築工事並びに管調査の委託などを行う費用を計上しています。  125ページをお願いします。  引き続き、上の表の同目一つ目に記載の雨水整備事業8,200万円は、浸水被害の解消並びに軽減を図るため、雨水施設の整備を行う費用を計上しています。以上で、上下水道工務課所管分並びに下水道事業会計の説明を終わります。 108: ◯委員長関井利夫) ただいまの説明に対し、質疑をお受けします。 109: ◯委員(福澤信光) 工務課のほうにお伺いしたいんですけれども、公共ますは建物が建つときに下水管を通すための管だと思うんですが、これは家を建てる家主のほうが負担金という形なのか、公共ますに関しては、市の事業として全部管を敷設するのにお金を出すのか。何か割合とかあるんですか。 110: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) まず、公共ますについてご説明いたします。  本市における下水道の面整備は基本的に終わっておるんですけれども、例えば本管整備時に駐車場だったり田んぼだったり畑だった場合に公共ますがない区画がございます。基本的にそのような土地の利用形態が変わりまして下水道への接続が必要になった場合は、1区画に対して一つは公費で公共ますをつけるというふうにして整備しております。例えば今年であれば14件ほど、このような工事を行っているところでございます。以上です。 111: ◯委員(福澤信光) おっしゃるように、例えば今まで田んぼだったり駐車場だったりしたら、公共ます、ドロップますというのが接続されていないんですよね。ただ、そのときに、今まで駐車場に使われていたところに仮に建物を建てますとなったときは、その家主さんが市に対して業者さんを通して、ドロップますとか公共ますをつけてくださいとお願いに上がらなくてはいけないと思うんですけれども、その辺はそういう仕組みですか。 112: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) まず、建物を建てる前に、本市の上下水道局のほうにどのような形で汚水を排除するかというのを相談に来ていただきます。その際に、公共ます等がなければ公費で設置するという形になってまいります。また、土地を分筆したりして、土地の利用形態が変わって新たに公共ますを追加しなければならない場合もございます。その分筆等が自己都合の場合については、個人様の費用負担でつけていただくこともございます。説明は以上です。 113: ◯委員(福澤信光) いろんな分野の専門的知識を持った方たちの話を伺ったときに、そもそも私的な用地、個人の用地にはドロップますがついているのが当たり前じゃないかという話も伺っているんですが、その辺はどうでしょうか。 114: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) 例えば最近でございますと、仁風園の横のところに新たに汚水管を整備したんですけれども、この場所については各区画の所有者の方にも、どこに汚水ますをつけましょうかということでご相談しまして、1筆に対して1個ずつ汚水ますをつけていっております。ただ、過去に本管を整備した際に、現時点で汚水ますの場所が特定できないとか、今後の土地利用の場所によっては汚水を排除する場所が変わる可能性があるので、汚水ますを設置していない場所が幾つかございます。  例えば、先ほどお話ししましたけれども田んぼや畑だった場合において、公共ます設置が保留されているといいますか、設置されていない場所がございます。そういう場所が大野城市に幾つかございますので、それらの箇所については汚水の排除申請をいただいた段階で相談いたしまして、どこに汚水ますをつけましょうかということでつけているという状況でございます。以上です。 115: ◯委員(福澤信光) 逆の発想で、昔の状況でついていないところがあるというのは非常に分かるんですね。しかしながら、今後そういった私的財産をお持ちの方が、例えば田んぼを今からやっていけないと、マンションを建てたいとなったときに、公共ますがないと次の段階、契約とかも難しくなると思うんですね。そういうときに、市のほうから事前に、お宅は田んぼに公共ますがついていませんよと、建て替えるときはそこにつけてくださいねとかいう案内はしないんですか。 116: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) 例えば、現状田んぼや畑だった場合、今福澤委員が言われたような声かけ等は現在行っていません。 117: ◯委員(福澤信光) 実際に事例があったので、ここでお話しさせてもらったんですけれども、今後そういった大野城市が未来都市に進歩していく中で、田んぼというのもだんだん減っていくと思うんですよ。そういったところで、今後の見直し改善ではないけれども、こういったところの呼びかけだったり、ある意味公共ますを今の段階からつけておくと、そういった考えというのはあるんですか。 118: ◯上下水道工務課長兼浄水課長(中野 衛) 仮に汚水ますをつけたといたしましても、土地の利用形態、建物の場所等によってはその汚水ますが使えない可能性も出てまいりますので、ご相談をいただいた段階で汚水ますのほうは設置位置について検討していただくというのが今の方針でございます。今後また方針が変わるようであれば、またそのような方針にさせていただきたいと思います。以上でございます。 119: ◯企業総務課長(松岡真彦) 今の質問に関連して回答させていただきます。  今、工務課のほうで説明がありましたのは、公共下水道の供用開始がなされた土地の話になりますので、まだ公共下水道の供用開始がされていない土地につきましては、新たに供用開始をされたときに受益者負担金というものが土地の面積に応じて1m2当たり290円、こちらのほうを負担していただくことになります。 120: ◯委員長関井利夫) よろしいですか。 121: ◯委員(福澤信光) はい、いいです。ありがとうございます。 122: ◯委員長関井利夫) ほかに質問はありませんでしょうか。 123: ◯委員(山上高昭) 122ページの下水道使用料事務取扱手数料の調定件数の立て方を教えてください。 124: ◯料金施設課長(松竹史孝) この調定件数につきましては、令和2年度の見込額から令和元年度の伸び率、これは101.52%になりますけれども、こちらを乗じた額として調定を上げております。 125: ◯委員(山上高昭) 一番最初はどうやって調定件数を算出しましたかということです。今年は去年に乗じたと思うんですけれども、最初はどうやってそれを出したんですか。 126: ◯委員長関井利夫) 暫時休憩します。     (休憩 午前11時07分)     (再開 午前11時09分) 127: ◯委員長関井利夫) 再開します。 128: ◯料金施設課長(松竹史孝) 件数ですけれども、水洗化をされている戸数、そこに調定が2か月に1回立ちますので掛ける6と、この数が……。6期ですから月でいくと12ですね、を掛けた件数がいわゆる調定件数ということになるかと思います。 129: ◯委員(山上高昭) 水洗化しているそれぞれの月の申込みと、あと、井戸を使っているという申請があったものを足した分の6ということでいいですか。井戸は関係ないですか。 130: ◯料金施設課長(松竹史孝) そうですね、今現在は井戸水の分も含んでいるところでありますけれども、当初はどうだったかというのはちょっと現時点でははっきり申し上げられませんけれども、今現状はそうです。
    131: ◯委員(山上高昭) 当初というか、その件数の求め方がどうですかということで聞きたかったので、どうやって積み上げていっているんですかということですね。ですから、当初と言ったのは、去年に何%掛けたという話だったから、じゃあそもそもどうやって算出するんですかという質問だったんですよ。ですから、水洗している数と井戸を使っている数から算出しているということでよろしいですか。 132: ◯料金施設課長(松竹史孝) はい、おっしゃるとおりです。 133: ◯委員長関井利夫) よろしいですか。ほかにありませんでしょうか。 134: ◯委員(中村真一) 122ページの真ん中のあたりの流域下水道維持管理負担金で、御笠川浄化センターに支払っている分が1m3当たり65円ということでご説明がありましたけれども、この65円というのはどういった基準で決まるんですか。 135: ◯企業総務課長(松岡真彦) こちらにつきましては、県のほうが運営しておりますので、来年度の事業費の見込みと、その流域に流しているのが福岡市と筑紫地区の5市、ですから全6市ですね。そちらの放流の予定量、その辺りから算出はいたしますけれども、最終的には福岡県と6市の協議により決定を行っております。 136: ◯委員(中村真一) 今、お答えいただいた福岡市を含めて6市は全部同じということでよろしいですか。 137: ◯企業総務課長(松岡真彦) そのとおりです。 138: ◯委員長関井利夫) ほかにありますか。                  〔「なし」の声あり〕 139: ◯委員長関井利夫) ないようですので、第31号議案に関しての質疑を終わります。ご苦労さまでした。  暫時休憩します。     (休憩 午前11時13分)     (再開 午前11時16分) 140: ◯委員長関井利夫) それでは、再開をします。  これより、第23号議案から第31号議案について議員間討議を行いますが、何か討議する内容はございますか。 141: ◯委員(神田徳良) 56ページの長寿支援課の分で、敬老祝い金を手渡しするということがあったと思うんですけれども、皆さんのご意見はどんなふうかなと思いまして。 142: ◯委員長関井利夫) 56ページで、敬老祝い金の手渡し状況を執行部から説明がありましたが、皆さんのご意見をお聞きしたいということですが。 143: ◯委員(福澤信光) 逆に、提案された神田委員の意見を聞きたいと思います。 144: ◯委員長関井利夫) では、神田委員、よろしくお願いします。 145: ◯委員(神田徳良) 昨年は銀行振込で、非常に地域の皆さん方のほうは助かったじゃないですけれども、よかったということをお聞きしまして、今回はそういうふうな手渡し、またちょっと負担がですね……。 146: ◯委員長関井利夫) 3年度じゃない、令和2年度ですね。 147: ◯委員(神田徳良) ああ、令和2年度ですね、非常に負担がかかるのではないかということで提案させていただきました。皆さんのご意見を聞きたいと思います。 148: ◯委員(原田真光) こちらの祝い金に関しまして、井上委員がおっしゃっていたように、やはり配る方の負担と市の配るほうの負担というのを比較したときに、市の方は受け取る側の気持ちというものをすごく大切にされていたと思うんですけれども、実際問題として配るのは区の方であったりとか、自分のところは結構高齢者が多いので配るのも結構大変という話も聞きます。配る側も高齢者になっておりますので、もちろん市の方がおっしゃるような気持ちもすごく分かるんですけれども、提案されていたように銀行振込の形を取るのも一つの手ではないかなと個人的に思います。 149: ◯委員(井上正則) 私も、昨日その件を言ったものの、受け取る側の気持ちとしては封筒を喜ばれるわけですよ。銀行振込だったら単なる「ああ、これが入ったな」といったような。封筒はもらった感覚を、非常にありがたみを感じるというのであれば、私は逆に喜寿とか米寿とか卒寿とか、そういうときが来たら、そういう方に現金書留で送るというようなことを全部やっていたら郵送料が高いですから大変ですが、そういうけじめのところ、もしくは80歳、85歳、90歳とか、こういう形でありがたみを感じてもらえる、そして負担も軽減されるということはどうかなと思うとりますけどね。 150: ◯委員長関井利夫) 井上委員、封筒がうれしいんだと、現金書留にしてはどうかということですか。 151: ◯委員(井上正則) そうです。 152: ◯委員(中村真一) 私は、実際地域で配ってある方から聞いたことなんですけれども、やはり祝い金を頂く方の中には独居老人の方もおられますので、そういう方の生存確認というんですかね、そういったのも兼ねて、この機会に配ってあるということを聞いたこともありますから、全部が全部そういう形ではないほうがいいとは思うんですけれども。  あと、配られる方は、原田委員が言われるように大変だと思いますけれども、もちろん配られる方は元気な方、高齢者の方だけでなく、うちのことで申し訳ないですけれども、うちの家内も地区で福祉委員になっていますので、そのときは配っておるので、元気な方が配ってあるから、そういうことも兼ねて。やはり、独りで住んである方とかは特に、今、井上委員が言われたように、やっぱり人が来られて会って少しでも話をするとか、そういうことを喜ばれる方もおられるからですね。だから、全部が全部銀行振込というのはどうかなと私は思います。 153: ◯委員(福澤信光) 私も中村委員と似た意見ですけれども、原田委員は配る方が大変だという声を聞いていると言いますが、私の地域では逆に配ることを楽しみにしている人もいます。何より大野城市はコミュニティ都市で先進化されていっている中で、この時代で人と人が触れ合わないようになってきた、それがコミュニティの崩壊につながると思うし、手渡しでいくというのは一つあるべき姿かなと思います。  地域地域で変動はあると思うんですね。上大利は元気かもしれない、山田は元気、南は元気じゃないとかあるかもしれないけれども、どこに基準を合わせるか、いろんな声があると思うんですね。大変だという人の声もあれば、大丈夫よという人の声もあると。じゃ、どこに着地をさせるかというところが一番問題だと思うし……。ただ、執行部の今回の説明の意を酌めば、直接会って触れ合いたいという、何よりみんなの触れ合いを大事にしているんじゃないかと思うので、僕は手渡しでいいのかなと思います。 154: ◯委員(松崎百合子) 私も福澤委員のお考えに賛成です。やはり安否確認というか、やっぱり訪ねてどうしていらっしゃるかという様子をうかがう機会になるかと思うんですね。やはりお祝い金を持って伺うと、みんなドアを開けてくださると思うんですね。それで安否確認とか、どういう状況か、福祉委員の人たちが知る大事な機会だと思います。でも、負担が大きいというのは確かなので、やはり言われるように、米寿とか喜寿とかそういう機会に対象を絞るとか、配る人たちを多くして一人に負担がかからないような方法とか、そういうのが検討できないかなと思います。 155: ◯委員(関岡俊実) 私も日常的に区の役員さんや民生委員さんたちと話す機会が多いものですから、昨年の敬老の日の祝い金については、毎年煩雑だったものが全員振込だったので非常に楽だったとはおっしゃっていました。ただ、やっぱり心配されていたのは、見守りができない、お金を持って声をかけていくことが大事なんだというのは民生委員さんもおっしゃっていました。そこは大事にしないといけないんじゃないかと思います。  ただ、一部お元気な方については、公民館までお祝い金を取りにきてもらうと。あと、どうしても取りに来れない方、あるいは寝たきりであったり閉じ籠もりがちな方々については、民生委員さんたちは直接行ってお話をされているんです。そこら辺は大変喜ばれているようです。引き籠もりがちな方と民生委員さんたちが会って話をすることによって社会とつながりができるので、大変喜ばしいことのようですね。だから、詳細についてはそこを基本にして、やり方については区のほうで相談されたらいいんじゃないかと思うんです。以上です。 156: ◯委員(井福大昌) 僕の意見としては、どちらでもなく中間案ということで。井上委員がさっき中身じゃなくて封筒がありがたいんだというふうにおっしゃっていました。とはいえ、持ち運ぶ人の負担はやっぱり現金を保管することと持ち運ぶということが、心労であり負担だと思うので。ただ、中身はどうでもいいのであれば、封筒に例えば振込明細とか振込書を入れて持っていくと。もしくは、区ごとで、公民館ごとで、うちはそんなに負担じゃないから持っていくよとか、うちは負担だから振込にするよとか、区ごとの裁量というのもありかなと思います。以上です。 157: ◯委員(山上高昭) 担当課の回答の中でも、区でいろいろな工夫をしているところがあるということだったので、それについてはやはり区のほうで情報交換をして、それぞれ負担がかからない方向にしていってもらうというのがいいと思います。民生委員じゃなくて、牛頸のほうは福祉委員それから区の役員が配っておりますので。民生委員はすごく数が少ないですけれども、福祉委員となればかなり多くて。そして、月に1回とか2か月に1回お年寄りを集めた会を公民館でやっていますので、気心が知れた人が持っていくというやり方もあるし、公民館に来てもらうというやり方もあるし、それぞれ区で負担のかからないように工夫してもらうと。そういうことをもうちょっと進めてくださいというような意見を言ったらいいんじゃないかなと思います。 158: ◯委員長関井利夫) 大体皆さんの意見をお聞きできました。触れ合いが生存確認、安否確認の要素もあり、肯定的な意見もありましたが、一部工夫をするなり、対応するなり、手渡し方式に対して考えていくという意見を添えて、本委員会の提言としたいと思います。よろしいですか。                 〔「異議なし」の声あり〕 159: ◯委員長関井利夫) ありがとうございました。  その項目は第23号議案の中に入っておりましたので、第23号議案に対しての議員間討議とさせていただきます。  ほかにありますでしょうか。 160: ◯委員(松崎百合子) 私は今回、委員構成の男女比ということを各所でお尋ねしたところなんですけれども、市のいろいろな分野でジェンダー平等を意識していただくように、改めて附帯決議とか意見とかでつけていただきたいと思うんですね。  今日もちょうど西日本新聞の1面に、「防災計画女性の視点不足」ということで出ているんですけれども、かなり大野城市は頑張って、審議会は42%を上げてありますけれども、やはり地域とか農業委員とか、市の執行部もですけれども、ジェンダーバランスが不均衡ということがありまして、そして実際にその不均衡が政策に影響しているのが今朝の新聞に出ているんですね。防災会議とかでも、女性委員が少ないところはアレルギー対応食とか洋式トイレとか簡易間仕切りとか、そういうことが不足……。〔「松崎委員、簡潔に言ってもらったほうがいい」の声あり〕 161: ◯委員長関井利夫) 委員会討議に整理するかどうかを皆さんにお聞きしたいと。 162: ◯委員(松崎百合子) そうですね、はい。それをお願いしたいんです。ご意見を。 163: ◯委員長関井利夫) 男女比率に関してのことですね。 164: ◯委員(松崎百合子) はい。 165: ◯委員長関井利夫) という協議内容でありましたが、皆さんいかがでしょうか。 166: ◯委員(福澤信光) 確認させていただいていいですか。松崎委員に確認ですけれども、新聞の一例を今出されて大野城市の男女比率のことを言っていましたけれども、大野城市の男女比率に何か物すごく悪意があるみたいなことに聞こえるんですが、そういうことを言っているんですか。 167: ◯委員(松崎百合子) いえ、別に悪意があるわけじゃないんです。男女比率をバランスよく、やっぱり市民が……。女性が五十一、二%で2ポイントぐらいなんですけれども、執行部をはじめ区の区長さんは、特に27名中1名というような中で、そういう状況がありますので、国会的にも、市としても男女平等にしていくという条例もありますし、推進しているところなので、ジェンダー平等について常に意識してもらいたいと、推進していくべきということを意見として出したいということです。 168: ◯委員(福澤信光) 結局、男女平等の推進を訴えていきたいというところですね。それは、どこの議案に関して関連しているんですか。第23号議案の何をもって男女平等じゃないというふうに言われているんですか。 169: ◯委員長関井利夫) 福澤委員、ですので、この議案討議に上げていいかどうか……。 170: ◯委員(福澤信光) どういうので言っているのかをまず聞きたいなと。 171: ◯委員(松崎百合子) 一つは、コミュニティ文化課のところですけれども、公民館の行政区長、42ページの2款1項2目の区長設置運営事業に関して、やはり区長が27名中1名ということをお聞きしました。それから、47ページの農業委員も10名中1名ということです。これはふるさとにぎわい課の47ページの上の農業委員会費、12名中1名ということで、著しいジェンダー不均衡があるということですので、これに関して意見を出すということで。 172: ◯委員(山上高昭) 私も意見というか。例えば、今農業と言いましたけれども、農業をやっている人の男女比というのが全く違うという、そういった産業の内容をまず松崎委員は知っているかどうかということですね。それから、行政区長は市からの委嘱ですけれども、それは自治会長がやるということになっていますので、それぞれの自治会の選出の仕方とかそういったことを松崎委員が知っているかどうかということを踏まえて意見を言ったほうがいいんじゃないかなと思います。 173: ◯委員(松崎百合子) 従事者とかの比率にかかわらず、あらゆる分野でジェンダー不均衡を正して、2030年には平等にということが目標となっているところなんです。 174: ◯委員(福澤信光) よく分かりました。私も男女平等というのは推進していくべきだと思いますけれども、今回指摘が一、二点あったところ、行政区長しかり農業委員しかり、これは先ほど山上委員が言ったように各自治体で決まっていると。これがもし、市が一人一人を指名していっているならば、男女平等の件で物申すというところになるのも分からないことはないけれども、各行政区でやっていっていることなので、別に私は市に対して執行部にこの件で言う必要はないと思いました。 175: ◯委員長関井利夫) 委員長の私から言うと、この議員間討議する内容かどうか、執行部の質問をお聞きしましたところ、山上委員が言われましたように、恣意的に執行部からすることはできないんです。自身で決められるとか、審議員の中で構成されるとかいう形ですので、女性の方にも案内していますという答弁がありましたよね。だから、これからもやっていきますという答弁がありましたので、この現状から何か変えられる方法がありますか。今、福澤委員が言われましたように、恣意的にはできないでしょう。 176: ◯委員(松崎百合子) 農業委員は、ほかの審議会と同じように、委員さんが交代時期に女性委員を推薦するとか、そういうふうな取組が可能じゃないかなと思うんですね。それで、区長の場合は、今の仕組みが公民館長に委嘱するとなっていますので、他の自治体とかは公募制とかになっていますし、本当はもちろん地域で女性区長を出していくように、それが切実に求められるところなんですけれども、そういう仕組みを変えるということを検討すべきではないかと。 177: ◯委員長関井利夫) いやいや、住民がその方法を選択しているわけですから。その方を行政が承認していますから。自治会の中で決めたものを我々が恣意的に要望することはできないじゃないですか。そう思われませんか。 178: ◯委員(山上高昭) やっぱり、市が選ぶところはそういった目標に向かっていってくださいということでいいんじゃないかと思います。ですから、これについては今、市も頑張っているので、特に言う必要はないんじゃないかと。それに、農業委員についてということですけれども、どういう方が農業委員にどうやって選ばれているかというプロセスもご存じないと思いますので、そういう一つ一つものを挙げてというよりも、今、市が取り組んでいるということで了としたほうがいいんじゃないかと思います。一つ一つを挙げるんだったら、もうちょっと勉強して、ここがおかしいというところを出したほうがいいと思います。表面だけじゃなくて組織の成り立ちとか歴史とかをちょっと勉強されたほうがいいんじゃないかなと思います。 179: ◯委員長関井利夫) あらゆる機会を通じて女性の参画を促進しますからよろしくお願いしますということは強く要望しておりますので。 180: ◯委員(松崎百合子) 男女参画をですね、ええ。 181: ◯委員長関井利夫) 委員会としてもそういうふうに要望していきたいと思いますから、よろしいでしょうか。 182: ◯委員(松崎百合子) お願いします。 183: ◯委員長関井利夫) ほかに、一般会計予算第23号議案についての議員間討議はありますか。                  〔「なし」の声あり〕 184: ◯委員長関井利夫) ないようです。議案第23号から議案第31号に関しての議員間討議はほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 185: ◯委員長関井利夫) ないようですので、討論に入ります。  第23号議案の討論はありませんか。ないようであれば、なしの声をいただきたいんですが。                  〔「なし」の声あり〕 186: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第23号議案の採決を行います。  第23号議案、令和3年度大野城市一般会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 187: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第23号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これより、第24号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 188: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第24号議案の採決を行います。  第24号議案、令和3年度大野城市国民健康保険特別会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 189: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第24号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第25号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 190: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第25号議案の採決を行います。  第25号議案、令和3年度大野城市介護保険特別会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 191: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第25号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  第26号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 192: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第26号議案の採決を行います。  第26号議案、令和3年度大野城市後期高齢者医療特別会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 193: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第26号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  続いて、第27号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 194: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。
     第27号議案の採決を行います。  第27号議案、令和3年度筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 195: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第27号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これより、第28号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 196: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第28号議案の採決を行います。  第28号議案、令和3年度大野城市公共用地先行取得事業特別会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 197: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第28号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  これより、第29号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 198: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第29号議案の採決を行います。  第29号議案、令和3年度大野城市土地区画整理清算金特別会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 199: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第29号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  第30号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 200: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第30号議案の採決を行います。  第30号議案、令和3年度大野城市水道事業会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 201: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第30号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  最後に、第31号議案の討論に入ります。討論はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 202: ◯委員長関井利夫) 討論を終わります。  第31号議案の採決を行います。  第31号議案、令和3年度大野城市下水道事業会計予算について、原案のとおり決することに異議ありませんか。                 〔「異議なし」の声あり〕 203: ◯委員長関井利夫) 異議なしと認めます。よって、第31号議案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、本委員会が付託を受けました案件の審査は全て終了いたしました。  暫時休憩します。     (休憩 午前11時44分)     (再開 午前11時45分) 204: ◯委員長関井利夫) それでは再開します。  副市長よりご挨拶いただきます。 205: ◯副市長(毛利伸彦) お疲れさまです。3日間にわたりまして慎重なご審議を賜り、ありがとうございました。 206: ◯委員長関井利夫) よろしいですか。 207: ◯副市長(毛利伸彦) はい。 208: ◯委員長関井利夫) これをもちまして予算委員会を閉会します。お疲れさまでした。     (閉会 午前11時45分)...